R皮膚科クリニックは大阪市大正区の皮膚科・美容皮膚科です。美容診療にも力を入れており、シミ、小ジワ、くすみ、毛穴の開き・黒ずみ・肝斑・赤ら顔など様々な肌トラブルのご相談も受付しています。お子様からご年配の方まで幅広く対応します。

肝斑

肌を育てる美容診療について
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肝斑とは?

肝斑(かんぱん)とは、肌の表面に褐色の斑点が現れる、メラニン色素の沈着による皮膚疾患のひとつです。
主に顔面に発生し、中高年の女性に多く見られます。
また、妊娠中の女性にも発生しやすいことがあります。
肝斑は、肌の紫外線に対する防御機能が低下したことが原因と考えられています。

肝斑の原因

肝斑の原因は、主に紫外線によるメラニン色素の生成促進や、女性ホルモンの影響、遺伝的な要因が考えられます。
紫外線は肝斑を悪化させる原因の中でもっとも大きなもので、日焼け止めを使わなかったり、長時間の屋外活動などにより紫外線を浴びると、メラニン色素が増え、肝斑が現れやすくなります。
女性ホルモンの影響については、妊娠や更年期など、女性ホルモンのバランスが乱れたり、女性ホルモンが過剰に分泌されたりすることで、肝斑が発生することがあります。
遺伝的な要因については、家族に肝斑を持つ人がいる場合、自分自身も発症しやすいとされています。

肝斑の症状

肝斑の症状には、以下のようなものがあります。

  1. 肌色や茶色の斑点が現れる
    特に顔の両頬や額、鼻など、紫外線の影響を受けやすい部分に現れることが多いです。
  2. 斑点が増えていく
    斑点が1つ2つから増えていき、やがて顔全体を覆うようになることがあります。
  3. 肌のくすみやハリの低下
    斑点が現れることで、肌全体がくすんだ印象を与えたり、ハリが失われることがあります。
  4. かゆみや炎症はほとんどない
    肝斑はかゆみや炎症などの症状を伴いません。
    ただし、肝斑と混同されやすい病気もあるため、注意が必要です。

肝斑は一般的に健康上の問題はありませんが、見た目に影響を与えるため、治療を希望する人も多くいます。

肝斑の治療法

肝斑の治療法には、外用薬や内服薬、レーザー治療、光治療、化学剥離、美容皮膚科でのケアなどがあります。
外用薬としては、ハイドロキノンやトレチノイン、アザラインなどが使用されます。
これらの薬剤は、メラニン色素の生成を抑制し、肝斑の色素沈着を改善する効果があります。
内服薬としては、トラネキサム酸が使用されます。
トラネキサム酸は、血管内皮細胞の炎症を抑え、血管透過性を低下させることで、肝斑の予防や改善に効果があるとされています。
また、レーザー治療や光治療によって、肝斑に対する治療効果が期待できます。
これらの治療は、色素沈着した部分にレーザーを照射することで、色素沈着した細胞を破壊することができます。
肝斑には角質除去やピーリング、IPL、フラクショナルレーザーなどの治療が行われることもあります。
ただし、これらの治療法にはリスクや副作用があるため、治療前には必ずR皮膚科クリニックまでご相談ください。
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