R皮膚科クリニックは大阪市大正区の皮膚科・美容皮膚科です。美容診療にも力を入れており、シミ、小ジワ、くすみ、毛穴の開き・黒ずみ・肝斑・赤ら顔など様々な肌トラブルのご相談も受付しています。お子様からご年配の方まで幅広く対応します。

ニキビ痕

肌を育てる美容診療について
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ニキビ痕とは?

ニキビ痕は、ニキビが治った後に肌に残る瘢痕(はんこん)のことを指します。
一般的には、ニキビ跡とも呼ばれます。
ニキビ痕には、以下の3つのタイプがあります。

  1. やけど跡型(萎縮性瘢痕)
    炎症が強く、深いニキビ跡ができた場合に見られます。
    肌の表面がくぼんでしまったような凹凸があり、深く縮んでいる印象を与えます。
  2. 色素沈着型
    ニキビ炎症で炎症細胞がメラニン細胞を刺激すると、過剰なメラニンが生成され、肌に茶色い斑点ができる場合があります。
  3. 乾燥
    肌が乾燥していると、皮膚の水分が失われ、小ジワができやすくなります。
  4. 凸起型
    ニキビが治癒した後にできる肌の隆起部分です。
    肌に小さな隆起があるように見え、手触りが硬い場合があります。

これらの痕は、ニキビが治った後に残るため、ニキビができてからすぐに対策をすることが大切です。

ニキビ痕の原因

ニキビ痕の原因は、炎症を起こしたにきびが治癒する際に、肌の中のコラーゲンやエラスチン繊維が破壊されたり、肌の色素が沈着したりするためです。
にきびが炎症を起こすと、炎症部分に多くの白血球が集まって、赤みや腫れが生じます。
にきびが治癒する際に、白血球が放出する酵素が、肌の中のコラーゲンやエラスチン繊維を破壊してしまうことがあります。
また、にきびをかきむしったり、無理に潰したりすることで、炎症が広がってしまい、ニキビ痕ができやすくなることもあります。

ニキビ痕の症状

ニキビ痕は、炎症を起こしたニキビが治癒する際に、皮膚の組織に傷を残すことによって生じます。
ニキビ痕の症状は、以下のようなものがあります。

  1. 色素沈着
    炎症が生じた箇所には、メラニン色素が集まり、茶色や黒っぽい色素沈着が生じます。
  2. 凹凸のある肌質
    皮膚の組織が崩れることにより、凹凸のある肌質になります。
    凸部分はニキビ跡が盛り上がっている状態で、凹部分はニキビ跡が凹んでいる状態です。
  3. 肌の硬さ
    ニキビ跡が硬くなることがあります。
    硬くなると、皮膚の弾力性が失われ、肌がゴワゴワとした質感になります。

これらの症状は、ニキビ痕の程度によって異なります。
軽度の場合は、色素沈着のみであり、重度の場合は、凸凹のある肌質や硬さが生じることがあります。

ニキビ痕の治療法

ニキビ痕の治療法にはいくつかの選択肢があります。
ただし、どの治療法が最も効果的かは、ニキビ痕の程度、種類、および肌の状態によって異なります。
いくつかの一般的な治療法について説明します。

  1. ケミカルピーリング
    ケミカルピーリングは、顔や他の部位にある浅いニキビ痕の改善に使用される治療法です。
    この方法では、皮膚表面に化学薬品を塗り、古い、傷んだ皮膚を取り除いて、皮膚再生を促します。
  2. ダーマブレージョン
    ダーマブレージョンは、皮膚の表面を特殊なデバイスで削ることによって、ニキビ痕を改善する治療法です。
    この方法は、化学ピーリングと同様に、浅いニキビ痕の改善に使用されます。
  3. フィラー注入
    フィラー注入は、痕の深さと形状を改善するために使用される治療法です。
    この方法では、皮膚の下に、自然由来の材料(ヒアルロン酸)などを注入して、痕を平らにし、肌のなめらかさを回復します。
  4. 手術療法
    手術療法は、深刻なニキビ痕に対処するために使用される方法の1つです。
    この方法では、痕の周囲の健康な皮膚を切除して、痕を浅くし、肌表面を平らにします。
    ただし、この方法は一般的に、他の方法が失敗した場合や、深刻な痕の改善に使用されます。
  5. レーザー治療
    レーザー治療は、ニキビ痕を改善するために使用される比較的新しい治療法の1つです。
    レーザーは、痕の周りの健康な皮膚に影響を与えずに、痕を改善するための熱エネルギーを発生させます。
    レーザー治療は、肌の表面のニキビ痕や、より深刻な痕の改善に使用されます。
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治療法によっては、リスクや副作用がある場合があります。
医師と相談し、自分に合った治療法を選ぶようにしましょう。
また、ニキビ痕を予防するためには、ニキビができたときには、つぶさずに放置するようにし、保湿や日焼け対策などのスキンケアを心掛けることが大切です。

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